2021年にNIKE SNKRSにて、歴代の日本限定企画"CO.JP(コンセプトジャパン)"の人気No.1を決めるトーナメントが行われた。90年代から00年代初頭まで、世界的に話題を呼んだ16足がエントリー、みんなの投票によって一位が決められた。その頂点を飾ったのは、2006年に発売された"NIKE 偽物"だった。今回は、それ以外の準優勝作をミックスさせたハイブリッドモデルとなっている。 ハイテクスニーカーブームの1990年代がデザインに革命を起こした時代であるとすれば、2000年代は、スニーカーシーンに多様な素材が取り込まれた素材革命の時代と言える。2007年に、現代のスニーカーブームを牽引する、"DUNK LOW PREMIUM BEAST(ダンク ロー プレミアム ビースト)"(製造は2006年)。 日本発の"CO.JP"の実力を世界へと知らしめた。 それから15年余り、当時の遺伝子を受け継ぐ、アニマルパターンのダンクがスタンバイした。オーバレイにはブラウンのスウェード、アンダーレイには’06年の、"BEAST"と同様スネークパターンを配置。サイドのスウッシュとインナー、シューレース、アウトソールにはそれぞれブラックを配し、"TRAVIS SCOTT × AJ1 DARK MOCA"などにも用いられた、"ESCAPE(エスケープ)"シリーズのカラーパレットを採用した。1980年代後半から2000年代にかけてのスニーカー史をたどる、きめ細やかなジャパンスピリットを感じさせる1足となっている。